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尿の出る仕組み

前立腺について

前立腺肥大症とは?

[ 尿の出る仕組み ]

泌尿器とは

尿の役割は体の中の余分なものを体の外に出すことです。

尿をつくり排出する器官(腎臓・尿管・膀胱・尿道)を総称して泌尿器といいます。

体をめぐってきた血液は、腎臓で老廃物を取り除かれ、一部が尿になります。

尿は尿管を通って膀胱にためられ、ある程度の量になったら尿道から排出されます。

「尿を溜める」「尿を出す」というはたらきは、自律神経によって膀胱の筋肉(膀胱平滑筋)と尿道の筋肉(尿道括約筋)が巧妙に調節されて行われます。

尿を溜める:蓄尿

膀胱が尿をためているとき、膀胱平滑筋はゆるみ、尿が入る容量は大きくなっています。

同時に尿道括約筋が縮まることで尿道が閉じるので、通常は尿のもれる心配はありません

膀胱がためることができる尿の量は300~500mLです。

尿を出す:排尿

膀胱にある程度の尿がたまってくると、膀胱平滑筋が縮むことで、尿を押し出します。

このとき尿道括約筋がゆるめられ、尿道が開くことで尿は出て行くのです。

[ 前立腺ってどんな臓器?]

前立腺は 男性だけにある生殖器で、栗の実を逆さにしたような形をしています。

膀胱の下に存在し、尿道が真ん中を貫いています。

大きさは成人でクルミくらい、重さは約15~20gです。

前立腺は男性だけにある生殖器で、

栗の実を逆さにしたような形をしています。

膀胱の下に存在し、尿道が真ん中を貫いています。

大きさは成人でクルミくらい、重さは約15~20gです。

前立腺のはたらき

前立腺は、精液の一部である前立腺液を分泌しています。

この液には精子を守り、活性化する成分が含まれています。

[ 前立腺肥大症とは? ]

前立腺が歳をとるにつれてだんだんと大きくなり、

尿道を圧迫して尿が出にくくなる病気を前立腺肥大症と言います。

通常の前立腺の大きさはクルミ大くらいで、これが肥大してくると鶏卵大以上になり、

症状が進むと尿が全くでなくなる事もあります。

前立腺が歳をとるにつれてだんだんと大きくなり、

尿道を圧迫して尿が出にくくなる病気を

前立腺肥大症と言います。

通常の前立腺の大きさはクルミ大くらいで

これが肥大してくると鶏卵大以上になり、

症状が進むと尿が全くでなくなる事もあります。

前立腺肥大症の原因は?

前立腺肥大症は肥大した前立腺が尿道を圧迫することにより、頻尿や残尿など、尿にかかわる様々な症状を引き起こします。

前立腺が肥大する原因は完全にはわかっていませんが、加齢とともに男性ホルモンが減ってくることなど、性ホルモン環境の変化が関与するといわれています。

前立腺肥大症を発症する明らかな危険因子は加齢です。他にも 遺伝的要因、肥満、高血圧、高血糖、脂質異常など が考えられています。関係は明らかになっていません。野菜・穀物・大豆などに多く含まれるイソフラボノイドは、発症を抑制する効果があ>喫煙、飲酒、性生活や性感染症との関係は明らかになっていませんると言われています。

前立腺の病気でもっとも多いのが前立腺肥大症

前立腺の肥大自体は、60歳までの男性では約50%*1、60歳以上で約70%*2、85歳まででは約90%*1に前立腺肥大がみられる、といわれています。

そのすべての人に治療が必要な症状があるわけではありませんが、前立腺肥大症は前立腺の疾患の中でもっとも多くみられる病気です。

表に示したように、前立腺肥大症の患者数(医療機関を受診した患者数)は増加傾向にあるといえます。

前立腺肥大症の人の割合は?

症状や所見の定義にもよりますが、

指標となる3つの検査結果、

1

国際前立腺症状スコア(IPSS)7点以上

 ※「チェック機能」で詳しく説明

2

前立腺の体積20cc以上

3

最大尿流量10ml/秒以下

のすべての条件を満たす人は、日本においては 60歳代で6%、70歳代で12%と言われています。

重症化すると…

前立腺肥大症が重症化すると、尿道が閉じてしまい、尿が出なくなる場合があります(尿閉)。 また、自分で排尿できなくなり、残尿が増えると尿が絶えず少しずつもれることもあります(溢流性尿失禁)。

患者さんの傾向

前立腺は30歳代後半になると肥大しはじめ、60歳では半数以上に肥大がみられます。

85歳までにはほとんどの男性の前立腺が肥大しており、その4人に1人に前立腺肥大症の症状が出ると言われます。

その意味で前立腺肥大症は極めて一般的な病気と言ってよいでしょう。

医療機関を受診する患者さんは年々増えており、男性ホルモンの関係や食生活の欧米化が原因としてあげられています。高齢化に伴い、患者数は今後ますます増えると予想されます。 しかし、患者さんの中には、「年のせいだから治らない」と誤解してあきらめたり、「恥ずかしい」という理由で受診しない方が大勢いるようです。